カイロプラクティックは、1895年にD.D.パーマー博士によって創始され、
西洋医学に対し自然療法の立場で広がっていきました。
しかし、2代目のB.J.パーマー博士の頃に大きく二つの系統に分かれて
しまいます。
B.J.パーマーは、成果を実証するため、またカイロプラクティックの発展
に科学的な診断法や技術は不可欠と考え、レントゲンやニューロカロメー
ターの導入をはじめ、研究に科学的手法を積極的に取り入れました。
が、当時のカイロプラクティック界は、自然療法の立場から科学性の導入
を快く思いませんでした。そのため、一派は孤立してしまいます。
以降、カイロプラクティックは2つの道を歩んでいったのです。
自然療法の中にも科学性を取り入れたB.J.パーマーは、20年の歳月を経て
独自の哲学・理論、技術を築きます(H.I.O.テクニック)。そして自らの
クリニックで、10数年間数万人に及ぶ臨床を経て、有効性を実証したので
す。この技術体系が後に背骨の矯正を専門とするストレートカイロプラ
クティックの理論および技術の中心になっています。
以上は、カイロプラクティックの発展経緯そのものですが、前述のように
少数派で後発だったため、ストレートカイロプラクティックは、普及に遅
れをとりました。このような流れから、一般の方には、ストレートカイロ
の名はまだ耳新しく、目にする機会もそれほどありませんでした。